今回はエルスタ東京に出向する方、出向予定の方に向けて、退学処分にならないための心得をご紹介します。
「退学になる人なんていないだろ‼」と思っている方もいるのではないでしょうか?
しかし、エルスタ東京を退学になっている人は、一定数いるのです。

私がエルスタ入校中はいなかったなー‼
みんなで卒業することができました‼
せっかくエルスタに入ったのですから、救命士の資格を取得して地元に帰りたいですよね。
では、退学になりうる原因を見ていきましょう。
外泊届・外出届は必ず出そう
これはエルスタ生を守るためにある届け出です。
どういうことかというと、外出先で事件・事故に巻き込まれ、寮に帰っていない場合、何かあったと判断し、捜索が始まります。
もしも、この届出を出していないことが判明した場合、処分の対象になります。
土日の外泊届を出していない場合、0時までに寮に戻らなければなりません。
ギリギリの電車に乗り、何かのトラブルで0時を過ぎてしまうと、エルスタに入ることはできません。
そうなると、無断外泊とみなされ、消防本部の責任者に連絡がいくでしょう。
ここで、一番してはいけないことは、ミスを隠すことです。
組織では、必ずミスは報告しなければなりません。
これをしないことで、後々大事になることを多々見てきました。
とにかく、寮に着くのが過ぎてしまいそうな場合は、正直にその旨を連絡することです。
エルスタには担当教官がいます。
まず、担当教官に連絡し、エルスタにも連絡する。
これが、後々、処分が軽くなることにつながります。
しかし、何回も門限破りや、無断外泊を繰り返している場合は、退学処分にもなりかねません。
社会人なら最低限のルールを守ることは当然です。
しっかりと届出は出しておきましょう。

パワハラ問題
エルスタ東京は前後期合わせて約600名が入校します。
各期、約300名。
これだけの人がいれば、好きな人、嫌いな人がいて当然です。
私が入校していた時も
協調性がないなー
ルールぐらい守れよー
いい大人なんだから、うまくやってよー‼
って思うことがありました。
そういう人って、最初は目立って名前を覚えられやすいけど、後々悪目立ちして人が離れていっていましたね。
人が離れていけば、ストレスが貯まり、喧嘩に発展して退学の可能性があります。
また、弱い者をターゲットにしていじめる輩もいます。
もし、いじめにあったら、教官に相談して、そんな奴は辞めさせましょう。
弱い者、助けを求めている人のお役に立てるのが、救命士です。
そんな奴は救命士になる資格はありません。
本当にエルスタは、一生の友を作れる場所です。
交友関係が広がり、卒業した後も、アドバイスを聞いてみたりと仕事上も有利になります。
そんな最高のエルスタ生活を送るためにも、人間関係は友好に保っていきましょう。

女性関係について
地元の消防を離れ、大都会東京にやってくると、やはり遊びたくなってしまいますよね。
エルスタに入って、初めに言われたのが、女性関係でした。
美○局に注意
エルスタ生を狙った、美○局が横行していると聞きました。
エルスタに入る人は、お金を貯めて入校します。
それを知ってか、相手が請求してくる額も半端ないと言っていました。
相手もなかなかですね。
こんな目に遭ってしまったら、勉強どころではありません。
辞めざるを得ない状況になってしまいます。
不倫
また、既婚者でありながら、彼女を作る。これも危ないです。
後々のリスクを考えると控えることをおすすめします。
過去に拗れから、警察沙汰になったこともあります。
ケガ・病気に注意する
エルスタのカリキュラムの中に、臨地実習があります。
これは、病院研修や、救急車同乗実習が含まれています。
このカリキュラムをこなすことが出来なければ、卒業することが出来ません。
すなわち、国家試験を受験することが出来ないということです。
実例をご紹介します。
救急車同乗実習のため、地元に帰省し、バイクで事故を起こしたのです。
その際に足を骨折し歩くことが困難となりました。
こんな状態では、救急車同乗実習は出来ません。
このため、カリキュラムをこなすことが出来ず、退学となっていしまいました。
エルスタ入校中にスポーツを行っていたところ、アキレス腱断裂
歩くことが困難となり、病院実習を実施できなかった。
カリキュラムをこなせないため退学となってしまった。
せめて、臨地実習前、臨地実習中はケガや病気をしないように、日ごろから注意しておきましょう。
しょうもないことで、退学なんて後悔しか残りませんよね。
まとめ
- 外泊届・外出届は必ず出そう
- パワハラ問題
- 女性関係について
- ケガ・病気に注意する
これらに注意して最高のエルスタライフを堪能してください。
最低限のルールを守れば、楽しく過ごすことが出来ます。
今日はこの辺りで。
