消防士の勉強

消防士になりたければこの資格‼採用試験でアピールしよう‼

消防士になりたい‼そう思っているあなた‼

今回は、採用試験で有利に働く資格についてご紹介します。

あくまでも、資格を持っているからといって、採用試験に合格するわけではありません。

合格するには、他の受験者との差別化を図り、いかにしてアピールができるかです。

いちパパ

それでは、一緒に見ていきましょう‼

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救急救命士

救急救命士の資格を取りたいと思っている方の大半は、消防署で働きたいと思っているのではないでしょうか。

救急救命士の資格を持っていることで、確実に他の受験者との差別化を図ることができます。

救急隊は3名の内、1名は救急救命士とすることを目標にしています。

このことから、資格は有利に働くことが考えられます。

しかし、令和3年版 救急救助の現況を見てみると・・・

救急隊1隊の3人の救急隊員のうち、1人以上を救急救命士としている救急救
命士運用隊数は、令和3年4月1日現在、全救急隊 5,302 隊のうち 5,275 隊とな
っており、前年の 5,241 隊に比べて 34 隊(0.6%)増加している。これは、全救急
隊の 99.5%(前年比 0.1 ポイント増)
となっており、着実に増加している。(第9
表、第 10 表、及び第 11 図参照)

引用:令和3年版 救急救助の現況

ほぼ、達成しています。

引用:令和3年版 救急救助の現況 

救急救命士の数も年々上がってきています。

このことから、救急救命士は飽和状態になりつつあるのです。

ですから、救急救命士の資格を持っているから合格する時代は終焉したといっても過言ではありません。

とは言っても、需要がないわけではありません。

地方消防では、救命士の数が不足している現状もあります。

そのようなところでは、重宝されることでしょう。

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大型自動車免許

大型自動車免許は消防士にとって、必須と言っても過言ではありません。

はしご車や救助工作車、水槽車などを運転する際に必要となります。

地方消防の場合、職員数が少ないので車両を兼務する場合があります。

いちパパ

例えば、基本は救急車に乗って出動だけど、火災があったらはしご車に乗って現場に行ってくれ‼みたいな感じ

このような感じなので、地方の消防署ではみんな大型自動車免許を取得しています。

消防士になる前から免許はいるの?

結論から言うと、いりません。

消防士になってから取得する方が大半です。

その理由は、一部取得費用を自治体から補助してもらえるからです。

金額は自治体によって様々です。

また、大型自動車免許の取得には条件があります。

年齢満21歳以上
取得条件普通自動車免許、準中型免許、中型免許、大型特殊免許のいずれかを取得しており、免許停止期間を除くその通算運転経歴が3年以上であること
身体条件・視力が、裸眼もしくは眼鏡、コンタクトレンズの使用で両眼0.8以上、片眼0.5以上。
・三桿法の奥行知覚検査器により、2.5メートルの距離で3回検査し、誤差の平均が2センチメートル以下であること。
・信号機の色(赤・青・黄)が識別できること
・10メートルの距離で90dBの警報機の音が聞こえること。(補聴器の利用も可能。)
・自動車の運転に支障をきたす身体障害がないこと
※障害をお持ちの方は事前に運転免許試験場(運転適性窓口)にて要相談

このことから年齢的に、高卒18歳の場合は取得はできないことが分かりますね。

大学生、社会人から消防士になりたい方は取得することができます。

大型自動車免許を持っていることは採用試験で有利?

採用試験でアピールポイントになるので、有利です。

これは、大型自動車免許を取得している方を採用することは、自治体や消防にとってメリットだからです。

自治体・消防のメリット
  1. 自治体から補助費用(公費)を出さなくてよい
  2. 大型自動車免許取得者を確保できる

これらのメリットがあるため有利と考えられます。

①については、前述したとおり、消防職員として働いている場合、一部補助金が出ます。

この補助金を自治体から捻出しなくて済むのは、ありがたいことです。

②については、大型自動車免許は必ず取らなくてもよい免許です。

しかし、暗黙のルールとして取得義務があるのが現状です。

機関員として、仕事をする以上、運転することで責任がうまれます。

事故をすれば、運転手に責任があります。

このことから、免許取得を拒む職員が出てくることも考えられます。

消防側は、免許を取得して消防に入ってもらえれば、このような事を気にする必要はなくなります。

危険物取扱者乙種第4類

危険物取扱者は甲乙丙の三種に分かれています。

その中でもオススメなのが、乙種4類です。

消防学校入校中に、この乙4の資格取得の勉強をするくらいです。

消防士にとって必要か不必要で聞かれたら、不必要です。

しかし、アピールには確実になります。

乙種4類は、引火性液体を学び、取り扱うことができます。

引火性液体
  • 軽油
  • 灯油
  • ガソリン
  • 重油
  • アルコールなどなど

全てではありませんが、一般的によく聞くものを挙げてみました。

私たち消防職員は、このような危険物を保管、取り扱っている企業などの所へ行き、立入検査を実施します。

危険物を適切に取り扱っているのかチェックをするわけです。

無知では、指導も出来ません。

このことから、消防士の業務には必要ない資格ですが、知識として覚えておくためには、取っておいて損はない資格になります。

危険物取扱者乙種第4類の勉強方法

おすすめは独学です。

テキストと問題集を買って、進めていくのがいいですね。

基礎学力を身につけ、繰り返し問題解いていき、慣れていきましょう。

10日で受かる! 乙種第4類危険物取扱者すい~っと合格(増補改訂版)

アマゾンで、ベストセラーとなっているテキストです。

レビューは2022年現在で1800を超えています。

おすすめポイント
  • 絵と色分けされた文章で見やすい。
  • 何も分からない方には、最初の一冊に。

基礎学力の向上には、最適なこの一冊です。

このテキストにプラスして問題集を解いていくと、効率的です。

乙種4類危険物取扱者試験 令和4年版

とにかく、問題数が多いのが特徴の問題集です。

令和3年から平成24年中の問題525問が収録されています。

問題を解くことで、出題傾向を掴み、覚えることが分かってきます。

おすすめポイント
  • テキストで基礎学力をつけた後の人にピッタリ
  • 問題数が多いので繰り返し解ける
  • 解説付きなので、間違えたところは即復習できる

問題を解き、テキストに戻り復習を繰り返すことで、合格に繋がります。

単体ではなく、テキストの購入をおススメします。

過去問パターン分析!乙4類危険物試験 解法ガイド

この問題集は、過去の出題パターンを分析し、合格のポイントが分かりやすく解説されている書籍です。

出題率の高い問題をピックアップされているので、効率的に勉強できます。

この書籍がおすすめな方
  • 効率よく勉強したい方
  • 無駄な知識はいらない方

消防設備士乙種6類

消防設備士乙種6類は、消火器の点検・整備を行うことができる国家資格です。

受験者数が一番多い人気資格になっています。

なぜこんなに人気なのでしょう?

それは、消防の設備で一番多いのは消火器だからです。

いちママ

消防士が設備士の免許取ってメリットあるの?

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もちろんあるよ‼

消火器について学ぶことは、消防に採用されてからも使える資格です。

特に新人の頃は、自治会の消防訓練、民間企業の消防訓練に行くことがあります。

そこで先輩から

先輩

消火器の説明やってみよか‼

ってことがあると思います。

そんな時、消火器について学んでおけば、きっと市民の方にも分かりやすく説明ができるのではないかと思います。

そして、採用試験でもアピールの材料になります。

消防設備士乙種6類の勉強方法

基本的には独学でOKです。

高い通信教育を受ける必要はありません。

この書籍を買って独学で勉強することで、合格することはできます。

いちパパ

乙種合格には、一般的に60~70時間かかると言われています。

1~2か月あれば、合格できそうだね。

後悔しない消防士のなり方‼独学・大学・専門学校以外の選択‼ いちパパ 現役消防士で救命士のいちパパです‼ 今回は、消防士になりたい‼消防士の夢をあきらめきれない‼ そんな消防士にな...

まとめ

いかがでしたか?消防士になりたい‼

そう思っている方は他の人との差別化を図る必要があります。

そのためには、気軽にとれる資格取得を目指しましょう。

この中でもオススメが、危険物取扱者と消防設備士です。

短い期間で集中して、資格取得を目指しましょう。

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